温泉三昧 白骨温泉編





  

 
雨続きの今夏。
なんでも40年ぶりに8月の連続降雨日数記録を更新したのだとか。
そのような中で迎えた我が遅い夏休みでしたので、
道中全てで降られる覚悟のもと出発しました。
もうね、雨降りには耐性が出来たわい...と。
 
さて。
何処を巡るか色々考えてはいたのですが、
結局、最高で3泊4日、温泉三昧の日々を送ることにしました。
最寄りにバイクで走りたい道がある、
予てから浸かりたかった下呂、
浸かったことはあるが泊ったことのない白骨、
以上3点を抑えて巧くルート取りします。

ということで出発後間もなくして関越道のヒトとなりました。
予想に反し、晴れましたね〜。
拍子抜けしました...

 

 
 
暫し後、関越道は事故により全面通行止めに。
高速道路上の全てのクルマが一斉に一般道へと溢れ出ます。
斯くして凄まじい交通渋滞が発生することになりました。
 
(申し訳ありませんが)えげつないすり抜けをし続け、
なんとかこの場から逃げ出そうとしましたが、
結果、上の画像のような油温状態が暫く続くことになります。
 
 

 
結局、えらい時間を掛けて一般道で迂回して、
再び高速道路に乗ることになります。
 
ともあれ、陽射しの戻った夏の空のもと、
SA/PAでの観光客の嬌声に、
ようやく「夏らしさ」を感じることが出来た今夏です。
 

 
然る後、長野は立科にある神代杉に。
ビーナスライン突入前に小休止です。
 

 
気付くと、ベベル下部から何かが生まれ出ています。
・・・・・なんじゃこりゃあ?(おとなし目の松田優作風)
 
ガスケットが溶け出したのでしょうか
...あの熱で...
 

  
ま、捨て置きます♪(嘘。とても心配)
 
そうして迎えたビーナスライン。
少々荒ぶっている感がありましたが、
結局最後まで降られませんでした。

  

 
  三峰で小休止。
 

     
もう秋だな...
(この時はそう思いましたが、
翌々日に訪れた際には
再び真夏の様相を呈してくれました)
 

  
ふうむ完全に漏れ出ているな。
...ま、減ったなら足せばよろしい。
捨て置きます♪
(3泊4日の道中、
オイルはレベルゲージのアッパーから、
センターくらいまで減りました)
 
ところで、初日の宿だけは予約をしていました。
白骨温泉です。
出発が遅い時間であったこと、
また予想外の渋滞もあったため、
到着時刻が少々心配になってきていました。
ということでビーナスは山越えに利用しただけ、
さっさと扉峠から降りて、
麓にある参謀本部の方角に黙礼ののち、
松本市内を駆け抜けて、
R158をすっ飛ばします。
 

 
ええ。すっ飛ばしたかったのですが...
ここでも随所、渋滞が発生していました。
R158は狭いトンネルが散在します。
そのトンネル内にて、
バスやらトラックやらがすれ違えず立ち往生していること数回、
また最後に遭遇した現場では、
そのうしろにクルマが延々と列を作ってしまったために、
もうにっちもさっちも行かなくなっていました。
 
これは...チトオオゴトダ・・・と人ごとのように、
私はバイクの特性を遺憾なく発揮するのであります。
 
然る後、白骨温泉への分岐道へ。
降雨量によってすぐに通行止めとなる山道ですので、
昨今の雨続きで心配してたのですが杞憂に終わりました。
 

 
このスノーシェッド内は非常に滑ります。要注意。
   

 
目指す宿は温泉地中心街より左手に少し標高を上げた、
上高地乗鞍スーパー林道沿道にありました。
 
やあこんばんは、わんこよ。
お客だぞ。
 
  

 
非常にノリが合う宿でした。
スタッフさんの気さくな人柄が宿の随所に滲み出ていまして、
どこかば〜ちゃん家みたいな感じ。
当たり、でした。

 

  
駐輪場も完備!(but、猫の額適度の敷地面積)
 

 
早速です。
 

    

  

 
いやあ実にイイ...

 

 
夕餉。
刺身、甘露煮、鯉こくなどと鯉料理尽くし。
 

 
 
ことにこの甘露煮が絶品でした。
好きな方は皮から中央の内臓まで食するとのことですが、
私は...内臓はNGでした。
  

 
 貸切湯もあります。
お行儀よく、代わりばんこで利用しましょう。

 
 

 
は〜い♪、と。
 

 
 湯上り後にアイスなんぞを食しつつ。
 

   

 
初日、終了。